代々木ゼミナールが20校閉鎖!!大手予備校に何が?!

大手予備校の『代々木ゼミナール』が、全国に27か所ある
校舎を20校閉鎖し、7か所に減らすことを決めたようです。

 

拠点を集約する7か所は、東京都内にある本部校ゼミタワーと
造形学校、札幌校、新潟校、名古屋校、大阪南校、福岡校。

 

私が受験生の頃、模試を受けに行ったことのある池袋校をはじめ、
仙台市横浜市広島市などにある校舎は閉鎖になります。

 

代々木ゼミナールといえば、河合塾駿台予備校と並び、
三大予備校と呼ばれていました。

 

私は、浪人の経験がありますが、その時に『代ゼミ』といえば、
超名門予備校だっただけに、にわかには信じられませんね。

 

代ゼミに』何があったのか?

 

一番の原因は、浪人生の減少があるようです。
少子化が進んでいますので、よくわかります。

 

私が、浪人していたのは、1990年代前半ですが、この当時は、
20万人いた浪人生が、今では、8万人に減ったようです。

 

この数字は、受験人口の約1割強にすぎず、少子化の影響で、
大学の入学希望者を募集人数が上回っていることによるものです。

 

どうしても難関大学を希望するのであれば、浪人の選択をするでしょうが、
大学全入時代を迎え、浪人を避ける傾向が強くなったようです。

 

第二次ベビーブームで子供が多く競争の激しかった私の時代では、
一浪、二浪はあたりまえでした。

 

そのころと比べれば、同じやり方では通じず、受験生のニーズに
追いつけなかったのでしょう。

 

大手ほど、経営判断が難しいでしょうし、舵を切ってから、
進路変更が完了するまでに時間がかかると思います。

 

そんな中、今回も希望対象者数百人を募っています。
進路変更が間に合わなかったのでしょう。

 

『大手だから安定している。』
これが通用しない時代になっている証拠ですね。

 

まとめ

 

時代の流れは激しさを増しています。
大手だから安定しているというイメージは捨てましょう。

 

時代は常に変わっていることを意識しよう!!